【業界未経験の38歳がスポーツライターに転身できた理由とは?】「30歳からの『スポーツライター』」セミナーを10/11に開催しました

 

ほとんど不可能に思えることを実現できたのは?

こんにちは、「30歳からのインターンシップ」編集長の杉山です。

業界未経験の38歳男性が、コネにたよることなく、メジャー誌のスポーツライターに転身ーー。

10/11に開催した「30歳からのスポーツライター」セミナーでは、そんなエピソードを持つスポーツライターの佐伯要さんが登壇。
ほとんど不可能に思えるようなことを実現できた理由を惜しみなく語っていただきました。

仕事なしで独立。とにかく球場に日参した

現在、『週刊ベースボール』や『大学野球』などの専門誌でバリバリ書かれている佐伯さん。
38歳までは、スポーツウエアメーカーのゴールドウィンで営業マンをしていたそうです。
しかし、スポーツライターになる夢があり、ノンフィクション作品を賞に応募したり、サッカーチームが主宰するライター塾に通ったりしていました。
その夢が捨てきれなくなり、仕事がない状態で独立したそうです。

もっとも、ゴールドウインは野球用品を取り扱っていませんし、ライター塾もサッカー関連でしたから、野球に関する人脈はゼロでした。
そこで、佐伯さんは、とにかく球場に日参。そして、頼まれもしない原稿を勝手に書いていたそうです。
それが、思わぬチャンスを掴むきっかけにーー。

そのストーリーを詳しく語っていただきました。

メディアの人の目に留まる原稿とは?

佐伯さんの一連の話を伺って感じたのは、
「徒労に終わるかもしれないことでも、とにかくやってみること」の大切さ。

そして「自分が仕事をしたいメディアの目に止まる原稿とは何か」を考え、それを作り上げることです。

作品として、原稿を自分で考えて書いてみるだけでも良いことですが、
プロのメディアの編集者に「うちで書いてほしい」と思わせるにはひと工夫が必要です。
それを考えて原稿を書いていたことが、佐伯さんがチャンスを掴んだ大きな要因でした。

ブログやnoteなど、発信するための方法はたくさんありますが、
それを仕事につなげるためには、「自分がやりたいメディアの人」を意識することが大切であるようです。

スポーツライターの仕事のコツを惜しみなく紹介。懇親会も開催

以上のような「チャンスの掴み方」にとどまらず、
●スポーツライターに必要な能力とは?
●いい文章とは何か?
●いい文章が書けるようになる3つの方法
●編集者が仕事を頼むライターの5条件とは?
●スポーツライターのお金事情
など、さまざまな角度から、スポーツライターの仕事について、お話しいただきました。

さらにセミナー終了後には、2時間程度の懇親会を実施。佐伯さんや参加者同士の親睦も深まったようです。

「30歳からのスポーツライター」は来年にも実施する予定です。今回、来られなかった方も、次回はお見逃しなく!

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杉山 直隆「30歳からのインターンシップ」編集長

投稿者プロフィール

ライター/編集者。オフィス解体新書・代表。
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部卒業後、経済系編集プロダクションで雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・ディレクション・執筆を、約20年ほど手がけた後、2016年5月に独立(屋号:オフィス解体新書)。http://officekaitai.xsrv.jp/ 2017年8月に本サイトを立ち上げる

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