こんにちは、「30歳からのインターンシップ」編集長の杉山です。

歴史ライターって、どんな仕事？
30歳を過ぎても、ライター未経験でも、歴史ライターになれる？

そんな疑問に対して、歴史コンテンツを手がける編集者＆ライターが答える、
「30歳からの歴史ライター」セミナーを、
8月28日（水）19:30より、東京・本郷三丁目の「発酵するカフェ 麹中」にて開催しました。

ゲストスピーカーは、お二人。
「歴史はエンターテインメント」をモットーに、日本史・世界史・現代史・神話など、あらゆる歴史関連コンテンツを制作している、編集プロダクション／歴史コンテンツメーカー「かみゆ歴史編集部」代表の滝沢弘康さんと、
『日本と世界の今がわかるさかのぼり現代史』著者で、歴史に関する記事を多数執筆しているライターの長谷川敦さん
にご登壇いただき、

●歴史ライターの仕事内容とは？　その醍醐味とは？
●歴史ライターの仕事の勘どころとは？
●30歳以上でも、歴史ライターになれる？

といったことについて、1時間半にわたり、語っていただきました。

歴史に関する書籍やウェブ・雑誌の記事は、大学教授や研究者、歴史専門のライターなどが書いているイメージがありますが、
じつは、他のジャンルの仕事もしているライターが書いていることも多い、と滝沢さんは言います。長谷川さんも、その一人で、歴史の他、教育分野やビジネス分野も多く手がけています。

かみゆ歴史編集部代表の滝沢弘康さん。書籍から雑誌、ウェブまで、あらゆる歴史コンテンツを世に送り出しまくっているエキスパート

歴史コンテンツを執筆するポイントを押さえていれば、歴史ライターは、誰でも参入可能。
たとえば、単に史実を並べ立てるのではなく、史実をきちんと押さえながら、自分で考えた解釈を加えていく。
そこが歴史ライターの腕の見せどころであり、楽しさである、と長谷川さんは言います。

ライターの長谷川敦さん。「もともと歴史の本を読むのが趣味だったので、仕事にもできたのは嬉しい。書く気がしないな…ということが皆無です」

「30歳以上で、ライター未経験でも、歴史ライターになれるのか」。
その問いに対しても、「チャンスはある」と滝沢さん。
未経験だとしても、面白い切り口の記事の企画を持ち込むことで、仕事が得られる可能性はある、といいます。
また、歴史以外のジャンルの媒体に、歴史関連の企画を売り込むことで、実績をつくり、徐々に歴史分野の仕事を広げていくという手もあるようです。

1時間半のセミナー後は、ゲストスピーカーなどとの名刺交換会も実施。何人もの参加者が交流を深めていました。

私（杉山）はビジネス分野のライターなので、歴史分野はよくわからなかったのですが、
共通する部分もあれば、まったく違うなと感じる部分も。
別ジャンルの話を聞くことは、いつもの仕事のやり方や捉え方を見直す良い機会になりますね。

「30歳からの○○セミナー」シリーズは、今後も実施していきますので、
ご興味のある方は、ぜひ本サイトでチェックしてみてください！
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ちなみに、滝沢さんが代表を務める「かみゆ歴史編集部」では、随時、歴史に興味があるライターや編集者を募集中。アルバイトに関しても年中募集中だそうです。
チャレンジしてみたいという方は、以下のホームページ（http://www.camiyu.jp/）にアクセスしてみてください。