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【40歳までOK。2018/3/30〆切】関東で1週間の農業体験ができる。栃木市・農業インターンシップ事業

農業に興味があるけれども体験したことがない人が、農家で仕事を体験できる「農業インターンシップ」。そのなかでも、「栃木市・農業インターンシップ」は、関東でおこなわれている、珍しいインターンシップです。
栃木市は、栃木県南部にある、県内で人口第3位の市。かつては北関東一の商都と呼ばれた、蔵のある街並みで親しまれる一方で、農業も盛んにおこなわれています。
なかでも、ビール麦の産出額は全国1位。また、イチゴは栃木県が全国一の産地であることから、栃木市でも盛んに栽培されていて、トマトやコメなども多く栽培されています。

とちおとめやスカイベリーなど、栃木は全国一のいちごの産地
「農業インターンシップを始めたきっかけは、市外から農業に興味のある若者を呼び込み、就農につなげるとともに、次の世代を担っていく新規就農者を確保することです。さらに、定住の促進も狙っています」と栃木市・産業振興部・農業振興課の佐山さんは話します。
参加資格は、原則栃木市外に住んでいる18歳~40歳までの男女。未経験者は大歓迎で、夫婦での参加もOKです。

栃木市ではシャインマスカットを始め、多様なぶどうを栽培している
「農業経営」「農業技術」「農作業」の3コースから選べる
このプログラムでは、イチゴ農家やぶどう農家、トマト農家などで、1週間にわたって、就業体験がおこなえます。
コースは、次の3つがあり、自分が学びたいと思うコースが選べます。
◎「農業経営コース」
農業法人において、農家の経営ノウハウを学ぶ
◎「農業技術コース」
先進農家ならではの栽培技術を学ぶ。「ぶどうを例にすると、余計な房など切り落とし甘さを引き出すといったことです」(佐山さん)
◎「農作業コース」
農作業全般を学び、それぞれの作業の必要性を認識する
研修先の農家は、10農家があり、それぞれ、栃木県が栽培技術に優れた農業者(農業所得1000万円以上)として認定した「農業士」や「農業法人」に依頼をしています。得意な指導項目を見て、研修先農家を選ぶこともできます。

研修担当者の一人である、いちご農家の小道さん
研修費は無料。レンタカーの無料貸与も
研修中の住居に関しては、古民家を改修した移住体験施設「蔵の街 やどかりの家」に宿泊でき、宿泊の補助金制度もあります。支給額は1泊につき上限2000円で、やどかりの家なら、実質無料で宿泊できます。
「研修コースや研修先農家が同じ場合は、インターンシップ仲間と、『蔵の街 やどかりの家』をシェアし語り合うといったこともできるでしょう」(佐山さん)
研修費は無料。1週間の就業体験中は、栃木市内の移動のみに使えるレンタカーを無料で貸与してもらえます。
インターン終了後は、国の支援策を紹介してもらえ、農地の貸し借りの相談などにも応じてもらえるそうです。
定員は10名。応募締切は来年2018年の3月30日(金)とまだ余裕があります。
関東近郊での就農に興味を持っている人は、検討してみるとよいでしょう。
【インターンシップDATA】
実施期間:2018年4月から2019年3月までの間の、1週間(※作物によって受入時期が異なるので、詳細は、市HPからご確認を)
場所:栃木県栃木市
プログラム内容:イチゴ農家やトマト農家、畜産農家での就業体験。「農業経営」「農業技術」「農作業」の3コースがある
受講資格:原則市外在住の18歳~40歳までの男女。夫婦もOK
定員:10名(※先着順ではありません)
研修費:無料
賃金:なし
交通費:栃木市までは自己負担。栃木市内の移動はレンタカーを無料貸与
食費・宿泊費:自己負担。宿泊費は一部補助あり
体験後の就職:独立に向けた相談あり
(応募締め切り)
2018年3月30日(金)
(問い合わせ・申込み先)
栃木市 産業振興部 農業振興課 農政係
TEL:0282-21-2381
ホームページ:http://www.city.tochigi.lg.jp/hp/menu000015000/hpg000014177.htm
メールアドレス:nourin@city.tochigi.lg.jp