【体験談】「3日間の体験によって、ブランディングの仕事がわかり、就職にもつながりました」~『おためし転職』を体験して~

 

仕事旅行社が手がける「おためし転職(旧名称:おとなのインターン)」とは、社会人が会社を辞めずに受けられるインターンシップ。数日間~数カ月間の職場体験ができる上、参加者と企業の合意があれば、採用面接も受けられます。その魅力について、むすび(株)で3日間の職場体験をした後、そのまま就職した今井一成さん(仮名・30歳)に話をお伺いしました。参加するか迷っている人は、ぜひご参考ください。(取材日:2017年11月14日)


――まずは、「おためし転職」に参加したきっかけから教えていただけますか?
今井

これまで経験したことがないブランディングの仕事に携わるきっかけを得たい、と考えたからです。

大学卒業後、映像会社やアルバイトなどを経て、アート制作やデザイン業務を行う会社で3年半ほど働いていました。ここでは、アートディレクターの指示の下、制作を行っていたのですが、だんだんと制作の前段階から携わってみたいと考えるようになりました。しかし、その会社ではその希望を叶えられそうになかったので、転職を決意しました。

デザイン業界で働いていると、「ブランディング」という言葉を耳にすることも多く、以前からブランディングへの興味はありました。しかし、それまでブランディングの仕事はしたことがなく、就職活動をしても、うまくいきませんでした。もうすぐ30歳だし、これは厳しいかな、となかばあきらめかけていました。

そんな時、仕事旅行社の「おためし転職」(※注1)を知ったのです。

何気なく募集企業の一覧を見ていくと、企業のブランディングを手がけるむすび(株)を発見。まさに私のやりたい仕事じゃないか、と思い、一昨年(2016年)9月にさっそく応募したというわけです。

当時はまだデザイン事務所で働いていたのですが、1回2時間の仕事体験を平日19時以降に3回おこなうという形だったので、会社を辞めずに参加できました。実施日は私の都合に合わせて月1ペースにしていただけたので、ありがたかったです。

――実際、どのようなことを体験したのでしょうか。
今井

むすびのメイン業務は、ビジョン・理念の開発や戦略構築から、WEBサイトやパンフレット、キャッチコピーなどのクリエイティブツールまでを一気通貫でおこなうことです。その特徴の一つが、クライアントとワークショップをおこないながら、経営理念やビジョン、ミッションをつくりあげることですが、このワークショップを体験しました。

1日目は、このワークショップがどんなものかを教えていただくと、「2回目に、社員と模擬ワークショップをするけど、今井さんに進行役をしてもらうから、準備をしてきて」と宿題をいただきました。2回目は私の進行で2時間ワークショップをおこないました。

――2回目に進行役ですか。けっこう濃い体験をするんですね。
今井

そうなんです。社内のワークショップとはいえ、まさかそこまでやるとは思わず、2回目の前には、自宅で一生懸命練習してきました。
さらに、むすびではコピーライティングもするのですが、ぼそっと「コピーも面白そうですね」と言ったら、担当の方に「じゃ、コピーやってみる?」と軽いノリで言われて。「むすびの理念を作る」という課題を与えられ、3回目はコピーライティングをし、添削していただきました。

――実際、やってみていかがでしたか?
今井

2時間を3回という限られた時間のなかでしたが、思った以上に仕事を体験できました。おかげで、今まで想像の範疇でしかなかったブランディングの仕事の大枠がなんとなくつかめましたね。体験前は「よくわからないけれども、面白そうだな」ぐらいの認識でしたが、体験後は「この仕事をやってみたい」とはっきり思えるようになりました。

また、むすびという会社や、働いている方々の人柄もわかりました。インターンシップが終わった後、希望すれば、むすびの採用面接を受けられると聞いていたので、迷うことなく希望しました。

――晴れて面接に通り、昨年(2017年)4月からむすびに入社されたそうですね。
今井

はい、やりたかったブランディングの仕事につくことができました。何社かのクライアントの理念作りやクリエイティブツールの制作に携わらせていただいています。社員として本腰を入れて取り組むなかで、この仕事の難しさをより実感しています。

また、むすびが一昨年からおこなっている「まちいく」という事業にも関わっています。こちらは地域の商品を開発していく仕事で、現在は、復活させた幻の日本酒をいかに広めていくか、戦略を練っているところです。

入社直後から、さまざまな仕事に携わらせていただき、自分が成長しているのかどうかもよくわからないほど怒涛の日々ですが、やりがいは大きく、毎日が充実しています。

――「おためし転職」を検討している人にメッセージをお願いします。
今井
「おためし転職」の長所は、「未体験の仕事の大枠がつかめること」。また、「お互いに人となりが分かること」も大きなポイントです。何回か通えば、その会社や仕事が自分に合っているかどうかはある程度わかる。いきなり面接を受ける時と比べて、間違いなく不安のない状態で面接が受けられます。また、企業側にとっても、3日間観察できるので、幅広い層の人間にチャンスを与えやすいようです。私のような未経験者を受け入れてくださったのも、インターンがあったからでしょう。

転職を考えている人は、うまく活用すれば、自分に合った職場が楽に見つかるのではないかと思います。自分に合っていないと思ったら、面接を受けなければいいだけの話ですから、興味のある会社があれば、気軽にやってみるとよいのではないでしょうか。
(了)

※注1 当時はまだ「おためし転職」という名前はなく、「仕事旅行」サービスの一つとして、社会人向けインターンシップも実施していました。

杉山 直隆「30歳からのインターンシップ」編集長

投稿者プロフィール

ライター/編集者。オフィス解体新書・代表。
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部卒業後、経済系編集プロダクションで雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・ディレクション・執筆を、約20年ほど手がけた後、2016年5月に独立(屋号:オフィス解体新書)。http://office-kaitai-shinsyo.blog.jp/ 2017年8月に本サイトを立ち上げる

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