【土日祝日でもOK】東京都が「介護施設での職場体験」を実施中。最大3カ所の介護施設で1日ずつ試しに働くこともできるそうです

こんにちは、「30歳からのインターンシップ」編集長の杉山です。
高齢化の進展により、ますますニーズが高まる介護の仕事。
いろいろ話は聞くけど、実際どんなものなのか、現場をちょっとだけ見てみたい、という人は少なくないでしょう。
そんな人にピッタリな取り組みが、東京都がおこなっている「介護施設の職場体験」事業です。
これは、都の「介護人材確保対策事業」の一環で、2014年度からスタート。
都内で介護業務への就労を希望している人なら、誰でも参加でき、
毎年約1,600人の参加が可能だそうです。
1226カ所の事業所から選べる
具体的には、301事業者・1226事業所のなかから、興味のある事業所を選んで、職場体験ができます。
施設の種類も、特養老人ホームやデイサービス(通所介護)、グループホームなどさまざま。
施設の種類や市区町村、土日祝日受け入れ可能などで検索することもできます。
体験期間は、最大で3日間。
同じ事業所に3日間行っても良いし、3つの事業所を1日ずつ体験してもOKです。

検索すると、各事業所の詳細な情報が見られます
見学だけでなく、実際の介護業務が体験できる
こうした職場体験は、見学だけにとどまることも少なくありませんが、
東京都の場合は、実際に手を動かして、さまざまな仕事を体験できるのが特徴です。
「たとえば、話し相手やレクリエーション、車いすや食事の介助などを体験できます」(東京都福祉保健局・高齢社会対策部介護保険課 担当者)
参加者からは、
「介護というと身体的なサポートのイメージが大きかったが、生活そのもののサポートであることを改めて知ることができた」
「介護職をくわしく知らなかった私にとって、とてもいい体験が出来ました。実際に働く方のお話もためになりました」
「最初は一人で利用者の方と上手く接する事ができるかすごく不安でした。ですが、いざ行くとみんな優しい方々で、施設内の様子もしっかり知れて貴重な体験でした」
など、さまざまな声が届いているそうです。
2019年2月まで体験OK!
「介護人材確保対策事業は、職場体験だけでなく、介護職員初任者研修資格の取得や、介護施設での働きながらの資格取得の支援もおこないます。職場体験を足がかりに、資格を取得したり、就職先を見つけた人も少なくありません」(東京都 担当者)
申込みの〆切は体験日の15日前まで。最終体験日は、2019年2月28日まで。介護の仕事に興味がある人は、検討してみてはいかがですか?
【東京都の介護施設職場体験・ポイント】
・301事業者・1226事業所のなかから、興味のある事業所を選んで、職場体験ができる
・最大3日間。1日ずつ、3つの事業所を体験してもOK
・都内で介護業務に就労したい人なら、高齢者から主婦、学生まで参加OK
・参加費は無料
【問い合わせ先】
東京都福祉人材センター(介護人材担当)
東京都千代田区飯田橋3-10-3 東京しごとセンター7階
TEL:03-5211-2910
Mail:kaigo-taiken@tcsw.tvac.or.jp
https://www.tcsw.tvac.or.jp/jinzai/kaigojinzaikakuho.html