【復職したい女性が2カ月間試しにインターンで働ける】Warisの「キャリアママインターン」は年齢・ブランク・学歴不問

こんにちは、「30歳からのインターンシップ」の杉山です。
子育てや介護をしていたけれども、だいぶ落ち着いたので、もう一度働きたい。でも、ブランクがあるし、スキルがさびついていて、迷惑をかけないだろうか……。
そんな女性の不安を解消するインターンシッププログラムが、Warisの「「キャリアママインターン」です。
数年のブランクから復職した経験を生かす
Warisは文系フリーランスと企業のマッチングサービスを手がける企業。2016年に女性の復職支援を行うサービス「キャリアママインターン」をスタートしました。
このプログラムの担当者である秋元有紀さんは、このサービスを始めた理由を次のように語ります。
「一度、出産などで離職し、ブランクが空くと、復職するのが難しくなります。出産前にキャリアを積んでいて優秀な方でも、キャリアアップを目指せる仕事に戻れない。せっかくやる気があるのに、派遣先で『やる気のある人はいらない』などといわれてしまったという話も聞きます。こうした方が納得できる復職ルートをひらきたいという思いから、このプログラムを立ち上げました」
ただ、やる気はあるものの、ブランクがあいたことで、自信を失っている人も多いといいます。
「再就職活動で痛めつけられているので、自己評価がすごく低いんですね。私自身、出産で7年のブランクがあり、他のスタッフもブランクがあった人が多いので、気持ちがすごくよくわかる。その強みを生かし、不安を抱えるママに寄り添えるようなプログラムをつくりあげました」

キャリアママインターンを担当するWarisの秋元有紀さん。自身も7年のブランクを経て復職したママ
1〜3カ月に渡って、お試し労働。ワークショップで不安を解消
キャリアママインターンの特徴は、1〜3カ月にわたって企業で試しに働けることです(期間は企業による)。
「業務内容も企業によって異なりますが、スムーズに職場復帰ができるよう、これまでの経験を踏まえながら、徐々にステップを踏んでいくような形で仕事ができるケースが多いですね 」
また、働き出す前に、不安を解消するためのワークショップをおこないます。
「ブランクといいますが、見方を変えれば、その間に、企業で働いている人が持てない視点が養われているということ。それが仕事に活かせることもあります。そうした話をして、自信を取り戻していただくお手伝いをします」
ワークショップでは、復職にあたって生じる、さまざまな家庭の悩みについてもアドバイスしてくれます。
「『夫や子供にどう理解してもらうか』『ゴミ出しすらしたことのない夫に、家事をどう頼むか』『子供にどう鍵を持たせるか』といったリアルな悩みについても、フォローします」
生命保険会社で2カ月間、試しに一般事務
このプログラムは過去にサイボウズとJTで開催。
2018年4月から始まる第3回目のプログラムでは、生命保険会社のフコク生命の千葉ニュータウン本社でおこなわれます。4月27日にワークショップをおこない、5月1日から6月29日までの約2カ月間働きます。
仕事内容は書類整理やPC入力などの一般事務で、勤務時間は平日の9〜17時です。
給料も時給1,100円が支給されます。

勤務先はフコク生命の千葉ニュータウン本社
2カ月間働いてみて、参加者と企業の双方が合意すれば、そのまま正社員登用の可能性も。
サイボウズで実施したときは、インターンシップ参加者のうちの8割の人がその後中途採用試験を経て、正社員になれたそうです。
「入社した人のなかには、16年のブランクがあった人もいました。最初は不安そうでしたが、半月も働いたら、『あ、できる』と思ったそうです。自転車と同じで、一度身についたスキルは失われない。大事なのは踏み出してみること、やってみること。参加すれば、きっとそのことを実感していただけると思います」
就労経験のある女性ならOK
「キャリアママインターン」への応募資格は就労経験のある女性なら、誰でもOK。ブランクや年齢などは問わないそうです。
気になる方は以下に問い合わせてみてください。
【Warisキャリアママインターンの問い合わせ先・申し込み先】
株式会社Waris
メール:m_intern@waris.co.jp(担当:秋元・小崎)
URL:
https://waris.jp/cms/archives/special/7769.html(事業の説明ページ)
https://peatix.com/event/349439(申し込み)