【正社員を目指す30~44歳の人、必見】「自分にあった就職先かどうか」を15~20日間、試しに働いて見極められる。東京しごとセンターの「Jobトライ」

 

こんにちは、「30歳からのインターンシップ」編集長の杉山です。

現在、非正規社員として働いているけれども、なれるものなら正社員になりたいと考えている30~40代の人は、少なくないでしょう。

しかし、年齢的に選択肢は限られています。正社員になれたとしても、転職先がブラック企業かもしれません。
そう考えると、転職活動に二の足を踏んでしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな30~44歳の人をバックアップするために、東京都が始めたプログラムが、「Jobトライ」https://jobtry.jp/)です。

開始1年ながら、数十人が正社員に!

「Jobトライ」は、一言で言えば、「15~20日間、入社希望企業で実習し、”納得できる正社員就職“を実現する就職支援プログラム」です。

スタートしたのは2018年、とまだ日が浅いですが、2019年1月の時点ですでに8期まで開催。正社員として採用が決まった人も数十人に上っているそうです。

具体的にどんな内容なのか、このプログラムを担当する東京しごとセンターの永阪彰さんと橋本明子さんにお話を伺ってきました。

東京しごと財団・正規雇用対策担当課長の永阪彰さん

 

東京しごと財団・しごとセンター課非正規対策担当係長の橋本明子さん

入社希望企業で実習。東京都民でなくても参加できる

東京しごとセンターでは、以前から、29歳までの若者に対して「若者チャレンジ正社員事業」という就職支援プログラムをおこない、好評を博していました。
「それを、30歳~44歳の人向けに導入したのが、『Jobトライ』です」(永阪さん)

参加条件は、申込時に30~44歳以下の人で、「正社員として就業していない」「直近2年以内に正社員としての職歴が計1年以下」の人。東京都内での就職を希望している人なら、他県に住んでいる人でもOKです。

具体的には、以下の順序で進んでいきます。
1. 事前ヒヤリング&選考面談
2. 事前セミナー(2日間。適職診断や自己PRシートの作成など)
3. 企業とのマッチング(企業交流会や個別マッチング)
4. 実習前セミナー(2日間。ビジネスマナーや目標設定など)
5. 入社を希望する企業内での実習(15~20日間)
6. 正社員として採用

求人は常時150件以上。最大5カ月間かけて、働きたい企業を選べる

Jobトライの大きな特徴は、「働きたい企業を、5カ月間のなかで、じっくりと選べる」ことです。

実習を受け入れている求人の件数は、常時150件前後
また、月1回以上は、5社程度が集まる「企業交流会」があり、会社PRを聞いたり、採用担当者と直接話したりできます。

どのような求人があるかは、特設サイト(https://jobtry.jp/)で確認できます。
以下は、求人企業と仕事内容の一例です。

●「電子部品・半導体の販売業」
電子部品等の店頭販売業務や、店舗運営管理業務
●「建材、金属材料の卸・販売」
営業事務
●「引っ越し、ハウスクリーニング、家財保管などのサービス業」
データ入力、お客様対応、書類や帳票類の管理、その他事務業務全般
●「地域ポータルサイト、フリーマガジンの運営」
コンテンツの企画・編集、営業事務
●「WEBアプリ開発、システム開発」
社内プロジェクトのプログラミングや、外部プロジェクトのプログラミング・要件定義など
●「ステンレス関連製品のメーカー」
国内外の固定客にルートセールス
●「きもの専門店」
顧客名簿等の管理や売上伝票のPC入力等など

事務職を希望する人が多いので、多めに集めています。IT企業も全体の2割ぐらいいます」と永阪さんは言います。

その求人企業のなかから、入社したい企業を1社選んだら、企業訪問をし、企業の担当者と面談をして、実習先を決めることも可能です。

「事前セミナーの時点で、参加者の価値観や興味などを明確にしているので、それをふまえて、マッチしそうな会社はどこか、アドバイスをしています」(橋本さん)

マッチングが成立すれば、企業内実習へ。成立しなくても、もう一度、企業交流会などで、候補先企業を選べます。説明会は、5カ月の間、何度でも参加可能です。

企業内実習で雰囲気をつかめる。日額5,000円も支給

「企業内実習」は、15~20日間、1日6~8時間実施します。短期間ではありますが、実際の仕事内容や職場の雰囲気は十分につかめるでしょう。

企業の担当者に、働きぶりを間近で見てもらえるので、通常の書類選考だと落とされやすい、離転職を繰り返している30~40代の人でも、高く評価されることは珍しくありません。だから、採用につながりやすいというわけです」(橋本さん)

企業内実習中、日額5,000円のキャリア習得奨励金が得られるのも、大きなポイント。生活費の補てんにはなるでしょう。

専属のジョブリーダーが、就職した後までがっつりサポート

もっとも、実習といっても、未知の職場で働くのは不安もあるはずです。そこで、実習期間中は、「ジョブリーダー」というサポートスタッフを、参加者一人ひとりにつけています。

「実習期間中は、20日間のうち、4回はジョブリーダーが企業に訪問。それ以外の日も、日報のやり取りをし、常時メールで相談できる体制を整えています」(橋本さん)

さらに、ジョブリーダーは、実習先への就職が決まった後も、6カ月間、サポートしてくれるそうです。

「働いていくうちに、入社直後は想定しなかった課題や不安が出てくるもの。それをきっかけに、定着できずに離職してしまうケースもよくあります。そうしたことがないように、就職後も相談に乗っています」(橋本さん)

毎週のように説明会を開催中。個別説明会もOK

「Jobトライ」は、ほぼ通年にわたって参加者を募集しています。

説明&相談会も、飯田橋の東京しごとセンターで、毎週のように開催されています。日程は合わない場合は、個別説明&相談会も実施しています。問い合わせは、以下の電話番号、もしくはホームページから可能です。

「サポート体制はしっかりしているので、正社員を目指している人はフル活用していただきたい。あとは皆さんが第一歩を踏み出すかどうかです」(永阪さん)

必ずしも実習先に就職する必要はなく、リスクのないプログラムだというのが、取材をした実感です。興味のある人は、説明会だけでも参加してみると良いのではないでしょうか。


【Jobトライのポイント】
・30~44歳の男女を対象とした、正社員を目指せるプログラム
・150件以上の求人から、入社したい企業を選択。15~20日間、実習する
・実習後、面接に合格すれば、正社員になれる
・実習中はもちろん、就職後6カ月間はジョブリーダーがサポート
・実習中、日額5,000円のキャリア習得奨励金が得られる

(応募締め切り)
なし。随時募集中

(問い合わせ・申込み先)
■東京しごとセンター・Jobトライ事務局
Tel:03-5211-3880
URL:https://jobtry.jp/

杉山 直隆「30歳からのインターンシップ」編集長

投稿者プロフィール

ライター/編集者。オフィス解体新書・代表。
1975年、東京都生まれ。専修大学法学部卒業後、経済系編集プロダクションで雑誌や書籍、Web、PR誌、社内報などの編集・ディレクション・執筆を、約20年ほど手がけた後、2016年5月に独立(屋号:オフィス解体新書)。http://officekaitai.xsrv.jp/ 2017年8月に本サイトを立ち上げる

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