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【参加レポート】仕事旅行社とタイガーモブがコラボ。「越境学習 Meet Up!!」に行きました。
- 2019/7/31
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こんにちは、「30歳からのインターンシップ」編集長の杉山です。
7月26日(金)におこなわれました、仕事旅行社とタイガーモブ共催の「越境学習 Meet Up!!」に行ってきました。
仕事旅行社は、1日程度から手軽に職場体験ができる「仕事旅行」や、転職前に数日間のお試し就業ができる「おためし転職」などのサービスを展開。
タイガーモブは、世界35カ国290件の受け入れ先で働ける「海外インターンシップ」をおこなっている企業です。
いずれも、当サイトで取り上げています。
最近、異業種などのアウェイ環境で学ぶ「越境学習」が注目されていますが、
この2社のプログラムは、まさに「越境学習」をするのにうってつけの取り組み。
では、実際、どのような学習効果があるのか?
それを理論と実践の両面から捉え、伝えていこうということで、このイベントが催されました。

「仕事旅行」プログラムを紹介する、仕事旅行社社長の田中翼さん

海外インターンシップについて紹介する、タイガーモブCOOの中村寛大さん

アカデミックな観点から見て、越境学習にはどのような効果があるのか? 基調講演をしたのは、働きながら大学院に通う黒塚さん
パネルディスカッションでは、仕事旅行とタイガーモブの体験者、それぞれ2人ずつが登壇。
「それぞれのプログラムを経験して、何を得たのか」という問いに対し、
仕事旅行で、日本酒のスタートアップや旅行家など4つの仕事を体験したさのめぐみさんは、「自分の考え方のクセに気づくと共に、自分の常識なんて環境次第で簡単に変わると気づいた。旅行家の方に『皆、できない理由を作りすぎている』と言われ、自分もそうだと思った。その後、未知の分野に転職したのだが、実は、この言葉が後押しになった」。
仕事旅行で、地域活性化プロデューサーの仕事体験をした、パーソル総合研究所の井上亮太郎さんは、「自分はなんて窮屈な生き方をしているのだろう、と痛感した。非日常な場所に身を置くと、自分の感覚が開くと感じた」。

体験者4人のパネルディスカッション。一人はメキシコからテレビ会議で参加。ファシリテーターはご自身もパラレルキャリアを実践中の磯村幸太さん
タイガーモブを活用して、カンボジアの街づくりプロジェクトでインターンをし、後に正社員となった立石良太さんは、「カンボジア人と一緒に働いてみて、人間関係の築き方など、仕事をうまく進めるポイントは外国人も日本人も変わらないと感じた。また、うまくいかないことも多かったが、怒ったりガッカリしても仕方がない、相手に期待せずに向き合った方が前向きだと思えるようになった」。
同じく、タイガーモブを利用して、インドで約半年のインターンシップ。さらに、現在はITベンチャーのメキシコ支社長をしているMさんは、「インターン経験を通じて、自分のやりたい仕事が何かが見えてきた。どこでも働けるという自信がついた」。
などと語ってくれました。

パネルディスカッションの内容を踏まえて、越境学習にはどのような効果があるのか、グループに分かれてディスカッション
「普段聞くことのできないリアルな声に、今まで理解していた価値に加え、新たな可能性を感じました」と主催者の田中さん。今後もこのようなイベントを開催したいと話していました。
「社会人インターンシップに興味があるけれども、参加するのに二の足を踏んでいる」という方は、このような体験者の話が聞けるイベントに参加することがおすすめです。その小さな第一歩が、未来を拓く大きなきっかけになるかもしれません。
当サイトでも、イベント開催情報をキャッチ次第、お伝えしていきます。